2016 INSIDE & OUTSIDE


どこかでみたような、記憶と記憶が繋がってみえてくる、そんなものを探しています。
こっちとあっち、どこだろう。
冬の匂い、または、太陽の思い出
とおいむかしの記憶、または、はじめてみる、おもいだせる場所。

いつか、どこか、
音の記憶、匂いの記憶

雪国の思い出が、ないころのはなし
春のきおく、夏のきおく、秋のきおくは、どこへ。

日々、撮りたいものを撮り、撮りたくないものは撮らない…シャッターを押した瞬間までは、この写真がどう伝わるかすら考えずに撮影してきました。
それは、すでに頭が知っていることであり、意識したり言葉にすればとらわれる。そういう思いがあるからです。
撮影した一年分の写真をさかのぼって、うかびあがった「まち」。
生まれ育った東京を、外から見ることが出来ることに気づいた数年前。ようやく、内から見るということ、外から見るということについて、わかりかけてきたのでしょうか。
住んでいる山形と、住んでいた東京から、「まち」を想い、僕は、どこから「まち」を見ていたのか、そして、見ているのかを作品としました。